2019年8月30日

第51回中国地区老人福祉施設研修大会にて、

施設研究「高齢者の脆弱な皮膚に多発するスキンーテア発生と再発予防プランを導入して」を発表してきました。

スキンーテアとは、摩擦やずれで起こる皮膚裂傷のことで、強い痛みや痒みといった不快につながります。

小春日和では、スキンーテアを防ぐ為、リスクアセスメントを実施、アセスメントに基づき、

安全な環境の整え（ベッドまわりの緩衝材、アームカバー、衣類の選択、低刺激性の医療テープ等）、

身体の洗浄方法や保湿、移乗の仕方、加湿など、日々のケアについて研究を行いました。

肌が潤うことや身体への力のかかり方を意識することで、スキンーテアを防ぐことにつながります。

これから乾燥の強い季節になります。今回の研究を、日々のケアでしっかりと実践していきます。

小春日和看護師　児玉真弓